KMC 京都マイクロコンピュータ| ARM、SH、Intel対応JTAGエミュレータ PARTNER-Jet2 The Debugging Evolution

USB3.0対応

PARTNER-Jet2は5Gbpsの通信が可能な、USB3.0 SuperSpeedモードに対応しています。
このUSB3.0対応により、Jet2Model20の4Gbyteのトレースデータも、およそ25秒~30秒程度でパソコンへ取り込むことが可能です。
USB3.0に対応しただけでなく、各部の実装の見直しで、PARTNER-Jet2はUSB2.0動作の時でも、
PARTNER-Jetよりも動作速度が飛躍的に向上しています。

高速JTAGクロック対応

高速JTAGクロック対応-JTAGクロック 最大100MHz(Model20/30)-

PARTNER-Jetより高速なJTAGクロックにも対応しており、Model30/Model20は最大100MHzまで、Model10は最大70MHzまでの設定が可能です。そして、JTAG信号のサンプリングをさらに最適化しているので、同一環境でもPARTNER-Jetより高いJTAGクロックでの利用が可能です。JTAGクロックを高くすることで、デバッグ動作全般が速度向上します。

PARTNER-JetとPARTNER-Jet2の速度比較

PARTNER-JetとPARTNER-Jet2の速度比較

ターゲットCPU:ARM Cortex-A9 DualCore 1GHz(KMC KZM-A9-GT)
ホストパソコン:Windows8.1 Pro(64bit)Core i7-4770
PARTNER-Jet2は USB3.0接続、PARTNER-JetはUSB2.0接続(同一USBポート使用)
ダウンロード/アップロード:記載の JTAGクロック
その他:JTAGクロック 50MHz で測定

USBバスパワー対応

USBバスパワー対応

PARTNER-Jet2Model10では、パスパワーに対応しました。
USB3.0接続時だけでなく、多くのPCではUSB2.0接続時でもバスパワー動作が可能です。
ACレスで使え、取り回しも簡単になりました。

※電圧が低下した場合には、パワーLEDが警告状態を示します。
その場合には、付属のACアダプターを使ってご利用ください。

USBバスパワー対応

プローブホットプラグ対応(ARMプロセッサー、Intelプロセッサーで対応)

ターゲットの動作中に、デバッグプローブを接続をしたり、取り外したりする事ができるよう、プローブのホットプラグに対応しました。
テスト中に異常が発生したと思ったら、その時点でデバッグプローブを接続して、デバッグを開始する事ができます。障害発生の再現作業をすることなく、発生した時点から直ぐにデバッグできるので、障害解析作業が効率化できます。

ARM CoreSight ITM トレース対応

PARTNER-Jet2は、Model20/30だけでなくModel10でもARM CoreSight ITMトレースに対応します。
Model10では、SWDデバッグ接続時のSWO出力に対応し、ITMのストリーミングトレースが可能です。
これにより、SWDデバッグ接続のみで、デバッグのほかにprintf形式のロギング出力が可能になります。

Intelプロセッサー

Intelプロセッサー

PARTNER-Jet2 では、今まで多く利用していただいた ARM®プロセッサーや SHプロセッサーに加え、新たにインテル社のプロセッサーへ対応を追加しています。Intel® AtomTM プロセッサー Z3000 ファミリーをはじめ、Intel® QuarkTM SoC X1000にも対応しています。
インテルプロセッサー特有のリアルモード、プロテクトモードの両方に対応し、インテルプロセッサ上で、システムのブートアップや割り込み含め、全てをJTAGデバッグが可能になります。

  • Intelハイパースレッディング・テクノロジー対応
  • Dual Core、Quad Core 対応。また、SMP環境でも利用可能
  • Linux対応で、カーネルがらユーザー空間(マルチスレッド対応)までデバッグ
  • リアルモード、プロテクト
  • 64bitモード対応(x86-64命令セット対応、64bitアドレス、64bitレジスタ対応)

64bit対応

64bit対応

組込みシステムでも、今後利用されていくであろうARM v8などの64bitアーキテクチュアーのプロセッサーに対応できるようにしました。
ARM Cortex-A15/A7では、既に物理アドレスが40bitに拡張されていますが(LPAE)、これにも対応しており、デバッガGUIのメモリウィンドウでは、アドレスの40bit表示が可能になっています(40bit固定でなく、自動認識で最大64bitに対応)。また、その他アドレス変換コマンドなども、このLPAEに対応しています。

デバッガソフトウェアPARTNERも、64bit版を用意しています。(32bit版もあり、選択してインストール可能)
64bit Windows上でネイティブ動作し、より大きくなるソフトウェアのデバッグにも対応できるようにしています。

対応トレースクロックの向上

対応トレースクロックの向上

トレースクロックについては、標準のARM ETM38pinプローブで、ピンあたり最大 500Mbit/sec以上(250MHz DDR駆動、8 or 4bit幅)まで対応できるようになっています。高速でデリケートなトレース信号に対応しやすいようにサンプルポイントをずらす設定を行うことができます。また、データの各ビットで個別に設定することでスキューをキャンセルすることが可能です。 PARTNER-Jet2 Model20の本体はさらに広帯域に設計されており、将来的にはETM HSSTPなどへの対応を検討しています。

トレースメモリの大容量化

トレースメモリの大容量化

PARTNER-Jet2ではModel20に4GByteのトレースメモリを搭載しました。
これは1GByteのトレースメモリを搭載していたPARTNER-Jet Model40の4倍の容量です。4GByteあると、例えばARM Coretx-A9でも約30秒(Coretx-A9シングルコア、1GHz、PTMトレース)のトレース保存が可能になります。
また、トレースメモリが4GByteになっても,USB3.0でPCと接続していれば、25~30秒程度でパソコンへトレースデータを保存することが可能です。

強化されたQProbeとの連携

強化されたQProbeとの連携

トレースメモリが大きくなっても、解析処理が問題なくできるよう、QProbeは既に64bitネイティブアプリケーションになっています。4Gbyteのトレースメモリでも、64bitアプリケーションであれば、余裕をもって解析が可能です。
また、解析対象データが大きくなるのにあわせ、関数実行時間のヒストグラム表示など、新しい解析オプションも追加しました。

PARTNER-Jetの機能をまるごと継承しています。

マルチコアCPU対応

マルチコアCPU対応

マルチコアプロセッサのデバッグも、PARTNER-Jetと同じように利用可能です。
SMP/AMPどちらでもデバッグ可能で、多様なマルチコアに対応可能です。
ARM CoreSightアーキテクチャにも対応しており、CTIによる同期ブレークや、マルチコアトレースなどが利用可能です。またPARTNER-Jetでは最大8コアまでの対応でしたが、PARTNER-Jet2では16コアの対応が可能で、さらに多くのコア数への対応も可能になっています。

Linux対応

Linux対応

PARTNER-Jetで評価の高かった、Linuxシステムのデバッグ機能も、同じように利用できます。Linuxカーネルにより生成されたユーザ空間を認識する技術により、カーネル、モジュール、アプリケーションのトータルのデバッグが可能です。もちろん、マルチコア/SMP環境でも利用可能です。

スナップショットデバッガ

スナップショットデバッガ

障害解析などに役立つスナップショット機能についても利用可能です。 ある瞬間のターゲットのCPUの状態、物理メモリの内容、リアルタイムトレースのデータをファイルに保存し、後からデバッガでの調査を可能にします。PARTNER-Jet2の高速化により、スナップショット作成も高速化されており、利用しやすくなっています。

イベントトラッカー

イベントトラッカー

マルチコア、SMPにも対応する、組込みソフトウェアで発生する各種イベントをグラフィカルに表示するイベントトラッカーも、同じように利用が可能です。作成したフィルタDLLは、PARTNER-Jetと互換性があり、同じものが利用可能です。

プロファイリング機能

プログラムカウンタを定期的にサンプリングし、関数別に実行頻度を表示するプロファイリング機能も使えます。
初期設定など必要なく、簡単に利用できる機能です。
PARTNER-Jet2では、プログラムカウンタの読み出し頻度を、さらに細かくすることで、
より精度の高いプロファイリングが可能になりました。

VLINK対応

VLINK対応

exeGCCと連携した、VLINKも利用可能です。PARTNER-Jet用に作成したVLINKプログラムは、そのまま変更することなくPARTNER-Jet2でも動作します。また、PARTNER-Jet2の高速性能により、VLINKのデータ転送全般が高速化されています。

デバッガスクリプト(標準搭載)

デバッガスクリプト(標準搭載)

  • デバッガスクリプト(標準搭載)デバッガ上で、ターゲット上のデータ構造をプログラマブルに扱う事が可能な、デバッガスクリプトを標準搭載
  • C言語ライクなSquirrel(スクワール)言語の搭載で、C/C++開発者であれば難しくなく利用可能
  • シンボルや構造体の参照、ターゲットメモリやレジスタアクセスのPARTNERデバッガ専用APIを用意
  • コマンドウィンドウにスクリプトの実行結果を出力可能で、開発者の独自コマンドのように利用可能

デバッガSDK(別売オプション)

デバッガSDK(別売オプション)

  • PARTNER-Jet2を使った専用アプリケーションを開発するためのSDK
  • PARTNERデバッガと連携する専用アプリ、またPARTNERデバッガなしで単独でPARTNER-Jet2を使う専用アプリの開発が可能
  • 独自のデバッガを開発したり、またターゲットのメモリを画像表示する機能を開発するなど、多くの応用が可能
  • 製造ラインの検査ツールなどへの応用も可能
  • SDKを使った専用アプリケーションは、VisualStudioで開発
PARTNER-Jet2仕様一覧
機能仕様 Model10 Model20 Model30
USBバスパワー × ×
JTAGクロック上限 70MHz 100MHz 100MHz
トレース種別CPUトレース ETB
ETM/PTM/AUD ×
ITM
トレースポイント メモリ ×
ETM/PTM/AUD ×
外部バス/SD × ×
トレース保存仕様 トレースメモリ容量 なし 4Gバイト 8Gバイト
トレースクロック なし 500MHz以上 500MHz以上
LVDS(ETM HSSTP)対応 × ×
テラトレース USB3.0からPC ×
jet2からSSD × ×
右の機能は、全てのモデルで利用可能です。

USB3.0接続,CPU汎用対応,プローブホットプラグ対応,マルチコアデバッグ
イベントトラッカー,スナップショットデバッグ,マルチシンボルモジュール対応,
デバッガスクリプト,実行時間計測,プロファイリング機能,VLINK対応,I/Oウィンドウ,
フラッシュメモリ対応,ターゲット電源OFF対応,64bitプロセッサデバッグ

ブレークポイント ソフトウェアブレークポイント 最大64点
ハードウェアブレークポイント CPU内蔵H/Wブレーク機能に対応
スタンドアロン実行 × ×
 
物理仕様 Model10 Model20 Model30
ACアダプタ定格 IN AC100~240V.0.3A AC100~240V.0.3A
OUT DC5V.2A DC12V.2A
サイズ 105 x 115 x 33 105 x 115 x 56
使用環境 温度5~35°C.湿度85%以下

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